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中長期経営計画に則った着実な運営が第一。中長期:株式投資/短中期:FX&日経平均先物取引/管理人:素人お小遣い投資家Tの個人ブログ。投資は自己責任。

個人年金vs確定拠出年金?20代なら併用すべし‼

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2017年1月から法改正によりほぼ全ての人が加入可能になった確定拠出年金(通称:iDeCo)ですが、私が個人的におすすめる個人年金保険との併用について書かれた情報があまり見当たらなかったので、ここで確定拠出年金と個人年金の違いやそれぞれのメリット・デメリット、そして併用を決めた理由について書いていきたいと思います。

あくまでも”20代前半”の若者向けです。

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1.個人年金保険

 個人年金保険とは、民間保険会社が提供する保険の一種であり、一定期間保険料を積み立てることで、所定の年齢から年金を受け取ることができる貯蓄型の保険です。加入期間や何歳から受取りを開始するかなどにより、年金として払戻率が変わります。

 死亡時や解約時の取扱いの違いは数多くあるアフィリエイトサイト等に譲りますが、加入時に利回りが確定しているものも多く、「投資には抵抗があるが、銀行に預けて眠らせるだけというのも将来が心配」という方に人気のある保険だと思います。

 

以下は個人年金保険の一般的に言われるメリット・デメリットです。

【個人年金保険のメリット】

1.満了まで払い込めば原則元本割れなく運用ができる

2.加入時に払戻率が確定するため老後資金の計算が立てやすい

3.加入後は半強制的に積立て続けなければならないため、貯蓄が苦手な人でも老後資金を確保しやすい

4.年最大4万円の所得控除と年最大2.8万円の住民税控除が受けられる

 

【個人年金保険のデメリット】

1.得られる利回りが低い

2.最大30年~40年と長期で支払い続ける必要がある

3.変額年金等の場合には元本割れの可能性もある

4.中途解約すると元本割れの可能性もある

 

個人年金保険は長期で積み立てる貯蓄型商品ですので、毎月無理のない範囲で積み立てられる額で加入することはもちろん、その商品の中身をしっかりと理解して加入することは必須です。投資にあまり関心のない人の場合には外貨建て商品や変額型商品はおすすめしませんし、それらの商品の場合には私は併用する意味がないと考えています。

 

2.確定拠出年金

 確定拠出年金とは、個人年金保険のように毎月一定額を積み立て、老後のための資産を運用する制度です。しかし運用方法を自分自身で決定することができる点で個人年金保険と大きくことなります。

 企業に勤めている方で企業型確定拠出年金に加入している方の場合は個人型確定拠出年金に加入することはできませんが、それ以外の方はほぼ全員加入できます。

 利用する金融機関でも異なりますが、様々な投資信託の中から自分で運用を託すものを決定します。国内株式中心に運用する商品だけでなく、海外株式中心であったり国内外の債権中心であったり、元本保証型の商品まで幅広い商品が用意されています。

 元本保証の商品以外ではもちろん値動きによっては元本割れする可能性も十分にありえるという点で、個人年金保険と異なります。

 

以下、確定拠出年金の一般的なメリット・デメリットです。

【確定拠出年金のメリット】

1.掛金が全額所得控除となる

2.運用益が非課税

3.運用商品を自身で決定するため、大きな利回りを得られる可能性もある

4.年1回積立額の変更が可能

 

【確定拠出年金のデメリット】

1.運用方法次第で元本割れの危険性がある

2.口座開設手数料の他、毎月手数料がかかる

3.現在は凍結されている特別法人税が課税される可能性がある

4.60歳までは原則解約不可

 

私自身は個人年金保険との併用加入を勧めていますが、金銭的に厳しい人はこちらの確定拠出年金だけは加入すべきだと思います。しかし、新卒等の”これから働き始める”人達は併用も検討してみて良いのではないでしょうか(2017年4月からは民間保険会社の利率見直しがあるため、2017年3月時点)。

 

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3.なぜ(確定型)個人年金保険と確定拠出年金の併用を決めたのか

個人年金保険と確定拠出年金を比較すると、所得控除額や運用商品を選べる等の点で確定拠出年金のほうがよりメリットが多いと思います。どちらかを選べと言われたら迷わず確定拠出年金を選びます(笑)

 「個人年金保険に加入するくらいなら掛金全額控除になる確定拠出年金だけで良いじゃないか」という声もあると思います。私もある程度の年齢がいった方の場合には確定拠出年金だけで良いと思います。しかし若い人であればあるほど、個人年金保険に加入することを選択肢の1つに加えるべきだと思います。それは以下の3つの理由があるためです。

 

20代前半までの若いうちから(確定型)個人年金保険に加入する場合、

①払戻率が20~30%と高くなることが多い

②就職直後から毎月一定額を機械的に積立て続けるため、精神的負担少なく貯蓄ができる

③老後資金が計算できるため退職までの必要資金等の計算がしやすい

④確定拠出年金との併用であれば、個人年金保険をヘッジとして、確定拠出年金では大きな利回りの狙える商品を積極的に選択できる

 

①については、個人年金保険の場合には払込期間が長いほど払戻率が高くなり個人年金保険の場合でも年率1%程度の利回りを得られるため、単に老後資金として考えるのであれば、金利0%に近い銀行に貯蓄するよりも何倍も良い利回りを得られるのです。

 

②については、特に就職直後の人に言えることですが、「毎月一定額が入り、それを支出するサイクルが完成する前に積立てをその支出の中に組み込んでしまう」ということができます。新卒で就職する場合、就職後数か月で毎月の大よその支出額が決まってきます。”毎月当たり前のように支出される額”です。例えば家賃や光熱費、食費等で、これは生活環境が大きく変わるまでほぼ変化することのない支出で、支出することに苦痛を感じにくい種類のものです。

 若いうちに個人年金保険に加入すると、”おおよその毎月の支出額が決まった後”に加入・貯蓄を始める場合と比較すれば生活水準も落とす必要がないため、精神的に楽に積立てが可能なのです。この方法であれば、多少浪費癖のある人でも老後資金の確保は比較的容易になります。

 

③については、確定拠出年金だけの場合には退職後どれだけの資金を確保できるかを計算しにくく、老後資金について不透明な部分が大きすぎるのです。

 例えば受給開始年齢65歳で、年金受取総額1000万円の個人年金保険に加入している場合、サラリーマンであればあと1500~2000万円を退職金とその他の貯蓄や運用資金で賄えば良いことになります。自分の口座等以外で1000万円の確定的な受給があれば、例え多少老後資金の貯蓄等が遅くなったとしても十分に退職までに貯蓄することは可能でしょう。

 また年金の先行きが不透明である現在、退職後にそれまで貯蓄してきたお金を毎月崩して生活するよりも、口座以外から決まった額が得られる手段を確保するのは決して損にはならないでしょう。

 

④については、若いうちからの個人年金保険加入であれば20~30%の利回りが確定するので、その利回り分をヘッジとして確定拠出年金では株式中心の大きな利回りを狙った運用が少ないリスクで可能になるからです。

 毎月積立て型の確定拠出年金であれば驚くほど元本を割り込むというような状況は考えにくい上、個人年金保険での利回り分を計算に入れることができるので、多少の元本割れでも許容の範囲内に収めた上での積極的な運用が可能だと考えています。このような方法をとることで、ただ確定拠出年金に加入するだけの場合よりも老後資金としては十分な資金を確保できると考えています。

 

まとめ

単純に個人年金保険と確定拠出年金の比較だけがされているサイトが多いですが、若い人に限って言えば、私は個人年金保険との併用は有望な選択肢の1つになると考えています。結婚・出産等の生活環境の変化で掛金が苦しくなっても確定拠出年金でその時の経済状況に応じて多少調整することも可能です。多少積立てが苦に感じたとしても、将来の憂いを早いうちに少なくできるのであれば、決してツライだけのものではないと思います。

若いからこそできる”それぞれの利点をうまく組み合わせた上で併用する”という方法も考えてみるべきではないでしょうか?

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